挑戦

 「私たちは、『ノー』を言わなければならないところまで来ました。私たちはこれ以上、自らの宗教のゆえに受ける虐待を許すことはできません」と、彼はソウルの本部教会の礼拝参加者たちに語った。
 彼は、この運動の信者たちは自らの信仰が挑戦を受けることに対して驚かないのだと語った。
 「古代の宗教も、現代の宗教も、誤解や迫害に直面しました。このような誤解や扱いを受けているのは私たちだけではありません」
 「しかし、私たちは自分の権利の為に立ち上がりたいのです。もし民主社会の市民としての私たちの権利が侵されれば、私たちは立ち上がり、非暴力的な手段を用いて、法的な正義を見出したいのです」と彼は言った。
 これらは、自分の父によって創設された信仰を、宗教界の信頼しうる一部として確立することを決意していると感じられる人物の言葉である。 
しかし、文鮮明師夫妻がメシヤであり、「人類の真の父母」であると信じる統一教会の信仰は、正統的なキリスト教会との関係を悪化させる。

 したがって、たとえ音楽がより主流のものとなり、合同結婚が過去のものとなったとしても、統一教会が多くの宗教の中の一つにとして認められるまでには、長い道のりが待っていることであろう。

                   
挑戦:子供が自転車に挑戦しました