1259149827統一教会の後継者は誰か??

▽宗教指導者が死亡すれば承継の危機が発生する場合が多い。統一教の場合はどうなのか。今、承継手続きが順調に進行中なのか。

「きのうアボジと8時間も話を交わした。アボジは健康だ。アボジがここにいればアボジが最高政策決定者だ。アボジがいなければオモニが最高政策決定者だ。オモニがいるので、承継に関する限り統一教の場合は混線がない。」


▽統一教指導部に第二世代が大挙登場して世襲に対する論議がおきているではないか。

世襲は全てのものを相続することを示すのではないか。統一教では宗教生活と資産運営が分離している。」

▽統一教はこれからどうなるだろうか。

「新しい宗教というはすべて強烈であることを特徴とする。信者が全てのものを捧げて信仰生活に専念する。巨大な既成宗教と競争するためだ。すでに統一教にも多くの変化があった。統一教牧師たちや中心食口を除外し、一般信者たちの信仰生活には草創期のような強烈な献身は要求されない。」


文亨進会長のインタビューへの答えは、私にはまるで禅問答のように聞こえる。あまりに複雑で難解な問いのはずなのに、明快に本質的な答えをなす。氏の資質は、両親の血統を受け継ぐ故か。


ワシントンタイムズの一件は、文鮮明師も統一教会員も心を痛めているという。


ワシントンタイムズに関して、朝日新聞は1992.4.17付けで「今年1月、『ニューヨーク・タイムズ』は、『ワシントン・タイムズ』に関する記事を掲載した。編集幹部とブッシュ大統領の交友などを例に引き、『部数は少ないものの、影響力は大きい』というメディア界からの声を紹介した」と米国内の評価を伝えている。


昨今の経済危機で米国大手企業が経済難に陥るケースは後をたたないが、ワシントンタイムズは、国内外の関係者が力をあわせることで乗り越えられるはずだ、と信じてやまない。